Dさんとの個別も、はや4回終了

1月から週に2回行っています。

1月1回目の注目した点は、「ある」「ない」の学習において、私のジャケットのポケットの中にお手玉をみつけて、「あった」と声を出したことでしょうか。1回目は緊張のせいか、声が少なく、意味も取りにくい状態でしたので、少し慣れてリラックスできたかな?と思いました。動画に出てきて前回分からなかった「いちご」と「みかん」の絵カードをみせて、手話で表す練習を入れました。

1月2回目、Dさんの個別は、始めに足のストレッチを入れますが、この日はスムーズにしゃがめるところから始まり、ストレッチ後は更に深くしゃがむことが出来ました。さて、前回指導した、「いちご」の手話は覚えているのでしょうか?絵カードを見せて問いかけると、上手に出来ました。「みかん」は忘れていましたが、もう一度、軽く練習しました。「いちご」と「みかん」の出来る出来ないの違いは、手の動きの違いもあるのでしょうか。Dさんは、手のひらを返す動きがやや難しく、あと少しのところで、完全に上向きにすることが出来ません。そんなこともあって、みかんの手話の動き自体がややぎこちないのです。次に行ったのが、「いちご」のカードとイチゴの模型のマッチングです。これは、迷わずできました。これらの指導をしながら、いくつかの今後の指導のヒントを得つつ、「ある・ない」の動画を見ました。そして、今後のステップとして、「1から10の歌」にふれました。

1月3回目です。この日の足は、なかなか動きが悪かったです。日によって違います。なかなか上手にしゃがめず、足幅を少し広げました。「ある・ない」では、今回も、ポケットにお手玉を入れて、4つのポケットを順に手をつっこんで、中をのぞいて、調べて、「ある」か「ない」を答えてもらいました。「ある」「ない」共に、自分から、手話で表していました。「ある」時は、「あった」の発声もありました。もっともっと、声が出てくるといいなあと思っています。次に机にお皿を置いて、教師「いちごが、――――――ある?ない?」と問いかけました。イチゴがあったり、みかんがあったり、なかったりの色々なパターンで行いましたが、3回目となると、少し慣れてきて、ちょっと分かりかけてきたかなとの感触を得ました。今後継続していきます。動画は、「ある・ない」の動画と次に「同じマークが分かる」の動画を見ました。新しい動画は、集中して見て、分かろうとする姿勢が見られました。

Dさんとの授業、一歩一歩前に進んでいる感じが楽しいです。